今年の年長お泊まり会は…
掲載日:2013.07.20
午後3時、暑い日差しの中を大きな荷物を抱えながらの登園。そうです19日は年長のお泊まり会。
親と離れて幼稚園に宿泊するという期待と不安の中、高ぶる気持ちを抑えきれずいつもよりもはしゃいでいました。到着してまず行ったのは夕食のカレー作り。今年は事前に自分達でお店に行って食材を購入したこともあって、より一層の愛情を注いで調理をスタートしました。慣れない手つきであっても誰ひとり諦めたりはしません。切った材料は先生に任せて煮込んでもらい、出来あがるまでの間、子どもたちはサッカーをしてお腹をペコペコにしなければなりません。サッカーを始める前に玄関を出ると、なんと園長先生が飯盒でごはんを炊いていました。初めて見る子もいましたが実際にガス炊飯器のご飯と食べ比べてもらおうという企画でした。違いは帰ってきた子ども達にきいてみて下さい。さてサッカーは今回も男女別のクラス対抗戦あり、子ども達チーム対先生チームの試合がありと白熱した戦いを繰り広げました。もちろん勝ったのは○○○です。
その後はお楽しみの夕食タイム。お腹をすかした子どもたちからは「おいしい」「おかわり」の声が。自分達が手を掛けた調理した人参やじゃがいもの形もしっかりしたもので、特に大鍋で作ってみんなで食べる食事は素晴らしい体験ではないでしょうか。
時計が7時を回ると場所を移動して肝試しのスタートです。なんと今回は昼間は見慣れた夜の『探検の森』をぐるりと歩いてくる企画。早い時間に出発したグループはラッキーで、8時を過ぎると真っ暗になり、リーダーの持つ懐中電灯の光を頼りに、みんなが勇気を出して園舎へ戻ってきました。途中、森の中には2人の妖精が・・・。
勇気を出したあとは、とっても素敵な花火タイム。夜空に打ち上げられた大きな花火に「すごい」の一言。以前のお泊まり会ではお店で売っている手持ち花火と打ち上げ花火でした。しかし園舎をこの地に移転してからは「本物の感動を与えたい」という願いで業者にお願いするようになりました。きっと子どもたちの心には幼稚園での夏の思い出としてしっかりとやきついてくれたことでしょう。
感動に酔いしれパジャマに着替えて布団に入った子ども達。今頃はきっといい夢見ているころでしょう。