タイム・トラベル

掲載日:2016.06.02

一昨日の夕方は突然の雷と夕立、そして昨日も肌寒い一日となりましたが、幼稚園では6月を迎えて夏帽更衣となり、濃紺の帽子からさわやかな白い帽子へ切り替わりました。そして今日は年長児がいつもと違うリュックを背負って登園してくる子がいたので、何かあるのかを聞くとある子は「今日は遠足なんだ」と言い、近くにいた子はすかさず「違うよ社会見学。お勉強をしに行くんだよ。」と教えてくれました。更に、どこに行くのか尋ねると「何とか村、時代村だっけ?」「ちがうよ開拓の村だよ」と教えてくれました。園バス2台に乗車し20分程度で到着。施設内を見学していると学生や一般の方も多数来場されていましたが、きちんと挨拶も出来ていました。そんな中、明治に建てられた旧北海中学校の中を見学している際、机を前に座る園児達に担任が「みんなは早く小学校へ行きたいですか?」と質問すると、ほとんどの子が「まだ幼稚園にいたいよ」と言う声が返ってきました。でも来年の春に同じ質問をすればみんな「小学校へ行くのが楽しみ!」という答えになるのでしょう。映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』ではありませんが、時代の流れが早くなり、どんどん便利な世の中になっています。この子どもたちが大人になる頃はどんな世の中になっているのでしょうか。もしかするとあの頃に戻りたいという年代に戻れるかも…。