クリスマスまであと1週間と迫り、子どもたちの心もどこかソワソワ。そんな気持ちで登園してきた子どもたちを待っていたのは、いつもの流れているCDの歌ではなく、「あわてんぼうのサンタクロース」や「ジングルベル」の曲でした。そして何より驚いたのはホールで先生が見たこともない楽器を演奏していることです。そこにはマリンバが2台と鉄琴が2台あり、その音色にそと靴を脱ぐのも忘れて聞き入ってしまうほどでした。たちまち楽器の周りには興味を持った子どもたちが集まり「私にもやらせて」「楽しそうだね、教えて教えて」といった声が聞こえてきました。20年前にはこれらの楽器やキーボードを使い、太鼓と一緒にマーチングを行っていたものです。たとえ最初は下手でも、楽しいことから好きになるきっかけになってくれればと思います。