もういくつ寝ると… 今年も終わり
掲載日:2016.12.28
気が付くと今年も残すところ3日となりました。暮れの大掃除や新年のお買い物、そして除雪作業など忙しい日が続いているのではないでしょうか。12月22日に2学期の終業式を終えましたが、なんとその翌日から雪が降るも降ったり50センチほど積もりました。もちろん道幅は狭くなり、飛行機の欠航や電車の運休、車も渋滞の毎日が続いています。この間、幼稚園が冬休みに入っていて良かったと感じました。さて、約1か月間パソコンの不調で更新が出来なかったことをお詫びし、主だった出来事をまとめて振り返ります。
12月1日 11月28日の朝、姉妹園である西条幼稚園より大きな段ボール箱が5箱送られてきました。中身を確認すると大きなミカンが入っていました。すると園長先生から「ただ手渡すのではなく、学年ごとにアイデアを出して子どもたちに食べてもらってみては」という話があり、年少児クラスが最初に企画したのが『木にぶら下がっているミカンを食べよう』でした。もちろんミカンの木はありませんが、園舎東側にある木にミカンをビニール袋入れて吊り下げました。早速、お外を歩いて何やら黄色いモノがつている木を見つけた子どもたちは走り出し、手を伸ばしてゲットしていました。せっかくなのでそのまま外で食べることにしましたが、口々に「おいしい」を連呼していました。翌日の年中児は雪の中に埋もれたミカン探しとか…、見つけることの出来なかったミカンが来年の春に雪の下から出てくるなんてこともあるかもしれませんね。西条幼稚園さん美味しいミカンをありがとうございました。
12月6日 子どもたちはお料理が大好きです。もちろん食べることはもっと大好きです。雪の積もる前に収穫した白菜を使い、各学年が『お鍋パーティー』行っています。夏のころから見ると包丁さばきも上手になり、具材も色々こだわり「ウィンナーを入れてみよう」「幼稚園のジャガイモはまだあるかな?」など意見も出てきて頼もしい限りです。ひととおり調理が終わるとお腹を減らしに屋外へ飛び出していき、戻って食べる暖かい鍋は格別ですが、それよりも楽しみがみんなと一緒に食べることです。そんなホールには「おかわり」の声が響き渡っていました。
12月21日 今日は各クラスがお世話になったお部屋の大掃除です。「みんなおうちでもお掃除している?」と尋ねると「お母さんのお手伝いしているもん」などの声が返ってきました。見ていると雑巾の使い方も結構さまになっています。そこで雑巾がけレースを行うことにすると、悪戦苦闘している様子でした。濡れたフローリングに足を取られて転倒する子もチラホラ見えましたが、無事に片付いたお部屋で「やっぱり綺麗なお部屋がいいね」という声も聞こえてきました。
12月22日 クリスマスを前に幼稚園ではサンタのつどいを行いました。毎年来てくれるけど今年も来るかと心配顔の園児たち。手作りのサンタ帽子を身に着けて園長先生からトロル坊やの話を聞いたり、先生たちのハンドベル演奏を聴いていると突然ホールが暗くなりだしました。子どもたちはどこから来るのか辺りを見渡すと、玄関の方向より白いおひげに真っ赤な衣装の人影が現れました。ステージに向かって歩いてくるサンタに子どもたちは大興奮の様子です。サンタへの質問コーナーやサンタさんのピアノ演奏に合わせて「あわてんぼのサンタクロース」を歌ったりしながら楽しい時間を過ごしました。最後はクラスの代表の子にクラスの人数分のお菓子がプレゼントされました。そんなサンタはまた来年も来るよと約束して帰っていきました。部屋に戻った子どもたちは手渡されたプレゼントに喜びながらも「人数分ピッタリだね、ちゃんと調べてくれていたんだ」と変に納得していました。
子どもたちは2学期の様々な行事を通して大きく成長しました。今年を振り返ると新しい職員も増えた中で、保護者の皆様には多大なご協力をいただき無事に2学期を終えることが出来ましたことを心よりお礼申し上げます。楽しい冬休みをお過ごしください。