とって つくって たべて

掲載日:2014.10.31

今日で10月も終わり、初雪の便りが聞こえてきました。そんな中、各クラスの活動をのぞいてみると、発表会の練習に励むクラスもいれば、紅葉見物にお出かけするクラスなど様々です。しかしここにきて秋の野菜への関心が高まり、収穫祭後にぐんぐんと成長した大根や白菜、そして人参やかぼちゃを使った調理に取り組む姿が見られました。それぞれが包丁使って切ったり、蒸かしたかぼちゃをつぶしたりして楽しみながら調理をしていました。これまでのメニューには大根と人参の味噌汁やかぼちゃクッキー、シンプルに野菜スティックや揚げ芋等々想像しただけでお腹一杯になってしまいます。今年はサツマイモとネギも自園の畑で栽培し、さらに料理の幅が広がりました。これからも貯蔵した野菜を使いながら、食育の一環として調理活動を行っていきます。

最後に、今年度『年少』を担任するひろか先生の朝礼での一言を皆さんに紹介致します。

「秋になり、食欲の季節となった今、うさぎ組でも幼稚園で採れた野菜を使ってクッキングをよく行います。ジャガイモから始まり、かぼちゃ、大根、ニンジン、白菜といった順でいももちにしたり、スープ、おひたし、スティックと様々な料理法で子どもたちと食を楽しむ毎日。包丁でジャガイモを切ってみたり、こねてみたりと、子ども達もお母さんになりきった気分でする子も多く、その野菜が苦手でも嫌がらずに料理に参加し、食べる時も食べてみようと思う気分にさせられるようです。一口食べれば『おいしい!』と目を丸くする子もいたり『これ食べられる!』と驚いてみたりと子どもたちの反応も様々ですが、ここの野菜は評判が良いのです。食べる時も皆で食べるから美味しいと感じられ、幼稚園で出来たものは魔法にかけられた特別なもののようです。昨日、熱でお弁当を少ししか食べられなかった子も白菜のおひたしは喉に通るようで何度もおかわりをしていました。食欲がなくてもみずみずしい新鮮な野菜は食欲をそそるようです。これからも園で採れた野菜で子どもたちと楽しんで食育を体で学んでいきたちと思います。」