サヨナラ 裸足の季節
掲載日:2014.10.09
10月に入ると衣替えとなり、帽子も白から紺へ、登園する子どもたちも半袖から制服の上着やジャンバーを着てくる姿が増えてきました。そして何より大きく変わったのは裸足保育が終了した事です。これまで外靴を片付けてからまっすぐ保育室へ向っていた子たちが、一旦しゃがんで上靴を履いてから向う姿に違和感を覚えました。また5月からの子どもの成長によって足も大きくなったのか、上靴を履く姿がきゅうくつそうに見えましたが、そのせいか今週は「新しい靴買ったよ」と報告してくる子が多かったように思えます。また、園では春に比べてどの程度、土踏まずが形成されているかを知ってもらうために足型をとっています。ご家庭においてもその違いがはっきりとわかるのではないでしょうか。また年長児は50メートル走を計測しましたが、ほとんどの子が5カ月で1~3秒以上速くなっており、11秒台前半の子もいました(もちろん芝を走って)。昔から足は「第2の心臓」と言われ、心臓から送り出され足先まできた血液を再び心臓へ送り返すポンプのような役目をしています。したがって足を使って歩くということが血液の循環を促進させることになるのです。また、子どもが絶えず立ったり座ったり、常に動きまわることは足の筋肉に並行する血管の収縮により心臓への負担を少なくする意味でとても重要なことだといわれています。足の裏には色々なツボがあるほか、バランス感覚を養ったり、触感を脳へ伝える働きをしてくれます。幼稚園においての裸足保育は終了しましたが、外遊びはまだまだ続きます。来年の春には元気に裸足で園庭に飛び出しましょう!