出会いがあれば…
掲載日:2014.06.04
昨日の夕方6時に職員が帰る際にウサギの異変に気付きました。突然のけいれんに残っていた職員が駆けつけましたが、その後、静かに息をひきとりました。詳しい死因は分かりませんが、連日の暑さからの熱中症か寿命によるものかもしれません。ウサギは平成23年4月に、卒園した家庭で引っ越しの際に飼えなくなったということで幼稚園がひきとりました。その前から飼われているので5・6年は経っているのでしょう。うさぎはみんなから愛され、子どもたちは登園すると食事を与えたり、職員も寝床を掃除したりと大切に育ててきました。今朝はバスの中で子どもたちにウサギが亡くなったことを伝えましたが、その現実をすぐには理解できず、空っぽのケージをのぞきこむ姿も見られました。そこで急遽、ウサギのお別れの会を行い、最後のお別れをしました。どこからか「お月さまに行っても元気でね」という子どもの声が聞こえてきました。
生きるものと接する事は情操教育においてとても大事なことです。出会いがあれば必ず別れがあります。その向こうにはまた新しい出会いが待っています。今回の件から子どもたちが命の大切さを学び、さらなるやさしい気持ちが芽生えてくれることを願います。
合掌